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太陽光発電を導入する目的は明確にする
【太陽光導入で失敗したと感じる人の特徴】
失敗とは、自分が予想していた、思っていた結果どおりにならなかったこと。
つまり「目標や目的が達成できなかったこと」と考えます。
独立行政法人・国民生活センターのホームページより抜粋すると、太陽光発電システムの導入で失敗した、目標が達成できなかったと感じている人の多くが
・業者と連絡がつかない
・業者が信用できない
・購入価格が高額で、とても元がとれない
・補助金や売電収入など、業者の説明と話がちがう
というものでした。
次に「ヤフー知恵袋」にて「太陽光 失敗」で検索してみました。
・業者の設置や態度に不満がある
・購入価格が高すぎて元がとれない
・業者の説明と話が違う
・業者と連絡がとれない
と、国民生活センターの相談内容と似ています。
つまり、大きく分けて「お金の問題」と「業者の問題」の2つが失敗の原因です。
【消費者が太陽光発電でできること】
わたしたち消費者ができることは、太陽光発電システムを設置することを決めること。業者を選んで購入すること。設置後はメンテナンスや日頃のチェックをすること、しかありません。
設置はすべて業者に任せるしかありません。つまり、購入まで注意をしておけば、多くの失敗やトラブルを防ぐことができるのです。
【失敗したと感じる人の多くが導入の目的が明確ではない】
太陽光発電システムを導入する人は、明確な目的があります。
・電気代を節約したい
・売電して投資をしたい
・エネルギーを自給自足したい
・地球環境に優しくしたい
などです。
逆に、訪問販売の悪質な業者に騙される消費者は
・業者のいいなり
・業者のいうことをすべて信じている
・自分で調べない
・すぐに契約を決めてしまう
といった特徴があります。
太陽光発電システムが、地球環境にいい、節約になる、売電収入が入る、国や自治体から補助金がある、といったことは多くの人が知っています。
営業マンの「絶対に儲かる」「確実に元がとれる」「10年で支払いが終わる」「メンテナンスなんていらない」「故障はしない」と嘘・いつわりの言葉に心が簡単に揺れてしまわぬよう注意が必要です。
【太陽光発電を導入する目的はしっかり決めよう】
たとえば、あなたは地球にやさしい生活をしたい。子どもにキレイな地球を残したい。原子力発電に「ノー!」を突きつけたいと考えています。
あなたが環境を第一に考えるのであれば、仮に太陽光発電システムで元を取れなくても、設置したことできっと満足できるでしょう。
発電量や、どれだけ電気を使っているかもわかるため、家族全員が節電意識をもち共有できるメリットもあります。
エネルギーの自給自足をすることが目的であれば、災害時や夜間でも電気が使える蓄電池の購入も視野に入ってきます。
たとえば、あなたは再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)を活用し、電気代を節約するだけでなく、電気を売って投資として利益を得たいと考えています。
その場合、できるだけたくさん太陽電池パネルを設置したり、費用対効果で太陽光モジュールを選ぶ、太陽電池の発電効率やパワーコンディショナの電力変換効率も考える必要があります。
太陽光発電システムは高価な製品です。家電製品のように「壊れたら買いかえればいいや」が簡単にできません。
「安かろう、悪かろう」の製品をつかまされないよう、導入する目的をしっかりと決め、製品は慎重に選ぶ必要があります。